未来の医療現場に貢献するサービスを、
最も進んだITで届けたい。

PSP株式会社 PHR事業開発部

Kento Murata

村田 健人

2017年入社/高度情報処理学科卒

学生時代に取り組んだビジネスコンテスト。
IT業界を目指した就活で着目した「医療」。

私は4年制の専門学校に通い、プログラミングを中心とした情報技術全般を学びました。将来の目標を明確に持っていたわけではありませんが、今後、社会にとって必要不可欠となっていくであろう、ITを使って社会に貢献したいという想いはあったと思います。強く印象に残っているのは、知り合いの大学生と協働して、学生による新規事業のビジネスコンテストに作品を出品したこと。「仲間」をテーマにして、Web上でオーダーメイドのTシャツを作るという新規事業を提案し、私はそのシステム開発を担当しました。仲間との思い出の写真や絵をTシャツにデザインするというアイデアが周囲から高い評価を受け、嬉しかったのと同時に、ITの可能性や面白さが実感できた出来事でしたね。そして就職活動の時期を迎えるころには、4年間の学生生活で培ったITの知識を活かしたいという思いは、より強くなっていました。ひと口にIT業界といっても多種多様であり、どのようにアプローチするか悩んだ末にキーワードとしたのが「医療」です。「医療」という世界は、仕事のやりがいをダイレクトに感じられる、そんな気がしたからです。

01

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インターンシップで感じた伸び伸びとした雰囲気。
上流から下流まですべての開発工程に携われる魅力。

「医療」をキーワードにIT業界を調べていく中で出会ったのがテクマトリックスでした。もちろん医療に携わるIT企業は他にもあり、より理解を深めるため、5社のインターンシップに参加しました。その中で最もいい印象を受けたのがテクマトリックスです。他社との違いは明確で、それは先輩社員たちと気軽に交流できたこと。気さくに話をさせてもらえたのに加え、先輩社員たちの働く姿を見て、伸び伸びと楽しく仕事をしている印象を受けました。この環境であれば、自分も力を発揮できるのではないか、こうした先輩たちと一緒に仕事をしてみたいと感じました。また、システムの要件定義から設計、開発、保守・サポートまで、上流から下流の工程すべてに携われることも非常に魅力的に映りました。会社の雰囲気、そして自分を成長させてくれるフィールドと感じたことが、入社の決め手になりましたね。選考過程も印象に深く残っていて、二次面接合格の連絡を受けた際、採用担当の方から「もっと自分を出してもいいのではないか」とアドバイスを受けました。次の面接に向けた応援メッセージであり、一人ひとりをきちんと見てくれる、人を大切にする風土がある会社と感じたことも入社を後押しした理由の一つです。

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入社後に取り組んだ品質保証の業務。
設計、開発、テストの基礎を習得した時間。

入社後担当したのは、「PACS(Picture Archiving and Communication Systems)」と呼ばれる「医療画像管理システム」。これはCRやCT、MRIといった医用画像撮影装置で撮影した画像データを受信し、システム上で保管・管理・閲覧できる仕組みです。当社は他社に先駆け、クラウドによりこのPACSを提供してきました。私はこの製品の品質保証を担当しました。品質保証というのは、システムの設計や開発(プログラム)、テスト(最終的にシステムが正しく動くかどうかの確認)、これらの工程(フェーズ)を検証(レビュー)し、その名の通り製品の品質を担保する重要な役割です。先輩方の指導を受けながらレビューを行うことで、自社製品の知識を深めるとともに、設計、開発、テストそれぞれの基礎を身に付けることができました。一連の流れの中で「PACS」を理解し、その開発工程を把握できたと感じていますし、伸び伸びとした雰囲気の中、自分で考え自分で取り組む風土が培われており、「仕事が楽しい」という実感を得ることができました。

04

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入社2年目にしてプロジェクトリーダーにアサイン。
若い社員に大胆に仕事を任せ、成長を促す社風を実感。

2018年1月、テクマトリックスの医療システム事業部が分社独立し、それと同時に、新設された新規事業開発の部署に配属されました。 着任後間もなく受けたミッションが「PHR(Personal Health Record)」サービスに関するものでした。「PHR」は患者さんが自らの医療・健康情報を収集し一元的に保存する仕組みで、それを医療機関などに提供して活用するもの。つまり、患者さんが自由に自分自身の医療情報にアクセスできる「PHR」によって医療の質の向上や業務効率化が実現します。「PHR」はスマートフォンのアプリで提供されますが、私が担当したのは医療機関とアプリを連携するシステムの開発であり、入社2年目にしてプロジェクトリーダーの立場で取り組みました。新規事業に携わることができるワクワク感と責任感、そして入社2年目の若手を、重要な任務にアサインする当社の懐の深さをあらためて感じました。入社以来1年間、品質保証の業務を担当してきましたが、実際の開発に携わったことで、知識、スキルが飛躍的に向上した実感があります。またプロジェクトリーダーとして、開発全体をマネジメントするスキルも吸収することができ、成長の実感があった取り組みでした。同時に、若い社員に大胆に仕事を任せて成長を促すという、当社の社風を肌身で感じました。

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AIによる画像診断支援システムの開発。
日本の医療のあり方に変革と進化をもたらす。

現在、私が取り組んでいるのはAIによる医用画像診断支援システムの共同開発で、複数のAIベンチャーおよび医療機関と連携して進めています。これは患者さんの医用画像を医師に代わって、AIが診断支援するというものです。このAI画像診断支援システムをセキュアな当社のプラットフォームで提供するという、全く新しいサービスです。元々、画像診断支援の分野でのAI活用は親和性が高いといわれてきました。AIによる画像診断支援は、ヒューマンエラーとして起こり得る見落とし率の低減や、AIならではの再現性の実現、その結果として、診断の精度を高めるために、これまでの診断データの蓄積と分析が必要となります。そのため、過去に医師が画像に対して下した診断を収集し、精度の高い情報をAIベンダーに提供します。またデータ二次利用の取り組みも進めています。「PHR」には患者さんの膨大な医療情報データがあります。このデータの中から有益な情報をピックアップして、たとえば新薬開発などに活用することで、医療の進化に貢献することを目指しています。当然、データ利用には個人の許可が必要になりますが、その許可取得の仕組みも含めて、データ二次利用の最適なカタチを模索しています。私たちの仕事は、日本の医療のあり方を根本的に変える取り組みという自負があります。それは医療機関に変革をもたらすだけでなく、個人が医療・健康に対して自己管理するという意識を持つことを促します。最適な医療の実現や個々人の健康維持をITでサポートすること。それがこの仕事の大きなやりがいです。今後も、最新の技術・情報を吸収し、本格的な実用化へ向けて取り組みを加速させていきたいと考えています。

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「仕事が楽しい」という実感があるから、
社会人なって勉強することが楽しくなった。

プライベートでは、友人などと買い物や食事で時間を過ごすことが多いですね。また、社会人になって、学生時代との大きな変化は勉強する機会が増えたことであり、勉強することを楽しく感じるようになったことです。そのため、社内外の勉強会に出かけることが増えました。勉強会は私にとって、学びの時間であると同時にモチベーションを維持する絶好の場です。また、仕事でコラボするAIベンチャーは世界中にあるため、語学スキルが求められており、英語の学習も始めようと考えています。今は、「仕事が楽しい」という実感があり、仕事に関わることに没頭することで得られる知見が刺激的で、そのこと自体が、私にとってリフレッシュの一つになっています。

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