挑戦の遺伝子が生み出した新会社。
新たな機能、新たな製品が出るたび、
品質を守る「眼」も高度化していく。

PSP株式会社 技術本部

Haruka Taguchi

田口 華香

2004年入社/情報科学部 情報処理学科卒

「ものづくり」志向でプログラミングの世界に。
なかでも医療分野は輝いて見えた。

大学では情報処理学科に在籍し、なかでも興味を持って取り組んだのがプログラミングでした。当然、IT業界を進路として考え、漠然と「ものづくり」がしたいと思った私は、興味のあるプログラミングを活かしながらシステム開発ができる、技術力のある会社を探していました。当時、「医療×システム」という言葉のイメージに何となく惹かれていた私は、テクマトリックスが医療分野のシステムを手掛けていることを知り、それが入社の決め手となりました。面接では、私なりに医療の分野でシステム開発をしたいという思いを素直に伝えると、ラッキーなことに入社後、エンジニアとして医療分野の事業部に配属されました。

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事業の成長とともに
歩んできたエンジニア人生。

医療分野では、今でこそIT化が進んできているものの、当時はまだまだ開拓の余地がある時代。私たちの強みはITの専門家であること。“医療の現場をITによって効率化させたい”メンバー一丸になってこの思いにチャレンジしてきました。当時、私たちは病院内であれば、端末を通じていつでも検査結果などの医用画像データを共有できるよう、専用サーバーに画像を貯められる仕組みを提供していました。大量のデータを保存でき、画像の閲覧もスムーズになることから、医用画像を実物のフィルムで管理していた病院からすると、確実に効率化に貢献できていたと思います。そしてNOBORIというサービスは、病院内のサーバーで管理していた膨大なデータを、クラウドで管理できるという、画期的なサービスです。医用画像をはじめとした大容量の医療情報を安全に保管できるシステムを提供していて、国内の医用画像クラウド市場においては、70%以上のシェアを獲得するまでに成長してきました。事業の成長を目の前で感じながら、そこにエンジニアとして貢献できたかと思うと、とても感慨深いですね。
技術職の仕事は、サービスの企画・開発、要件定義、導入、保守と多岐にわたります。私が新卒で入社した当時は、まだ事業規模が小さかったため、技術の組織構成は開発を担当する部署とそれ以外を担当する部署の2つしかありませんでした。その中で私は、全国各地の医療機関にシステムを導入したり、社内にいるときはシステムを利用しているお客様からの問い合わせに対応したりと、なかなか多忙な日々を送っていました(笑)。当時の私は、お客様とコミュニケーションを取る仕事がメインでしたが、難しさとともに大きなやりがいも感じたのは、この頃でしたね。

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リリース前の製品を徹底チェック
不具合を見つけ出す、最後の砦。

新サービスの開発や既存のシステムの機能拡張など、常に開発者の手が休まることがありません。たくさんのシステムをリリースしながらも、品質を落とすわけにはいかないのです。そこで品質保証部門が新設され、私は担当メンバーに任命されました。開発者が完成させた製品に不具合がないかをチェックするという、いわば最後の砦としての役割を担っています。チェックするといっても、単にシステムが動くかどうかだけを確認しているわけではありません。実際に不具合があった場合は、プログラムの中身を見て、どこで問題が起きているかを検証し、開発者へフィードバックしますから、何よりシステム開発のスキルが問われます。

これまではBtoBの領域でシェアを拡大してきましたが、今後はBtoCも視野に入れ、新たな事に挑戦していきます。

これまで医療情報はすべて病院に保管されていました。たとえ自分自身の情報であっても、病院に保管されている限り、自分で見ることはできません。これを将来的に、自分の医療情報は自分で保有し、確認できるようなサービスを確立したい。そうなると、利便性を提供できる一方、より安全で安心に利用できるサービスを作っていく必要があります。新しい挑戦における「最後の砦」として、私たち品質保証部門も、より一層、クオリティを上げていく必要があると思っています。

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複雑な製品群の全体像が見られる場所。
新人エンジニアは、まず品質保証で基礎を学ぶ。

ユーザーにとって、不具合は「なくて当たり前」のもの。だからバグを発見して修正をかけても、医療従事者の方々から褒められる機会はなく、完全に「黒子」役なんですよね。ただ、複数の製品の裏側や、バグが起こりやすい部分を熟知しているため、社内では最も感謝される部門だと思います。

また、新人教育も私の役割の一つです。

開発担当として配属されたエンジニアであっても、まずは品質保証部門で開発のノウハウを学ぶことからキャリアをスタートします。一から指導し、技術力が上がってきたところで巣立っていく。正直、寂しい気持ちもありますが、それ以上に、成長している姿を間近で見られるのは教育を担当する者の特権です。例年さまざまなタイプの新入社員の皆さんと触れ合えるので、今度はどんな人が入ってくるのか楽しみ(笑)。自分が教育した人の中から、次世代を背負って立つ人が出てくれたら、これほど嬉しいことはないですね。

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休日はのんびり海外ドラマ視聴。
次に何を観ようか考えるだけで幸せ。

休みの日は、ひたすら海外ドラマやアニメを視聴して過ごしていて、完全にインドア派ですね。最近ハマっているのは、ちょっと前にやっていたアメリカのドラマ『CSI』シリーズ。かなりいろいろな作品を見尽くしているので、何かオススメの動画があったら教えてほしいです(笑)。

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