マーケットを牽引する強力な製品。
クラウドサービスを活かして、
新たなビジネスを起こしたい。

PSP株式会社 営業本部

Kensuke Hayatake

早武 賢介

2009年入社/経済学部 経済学科卒

ダーツばかり投げていた自分が、
IT企業で働くことになるなんて。

隠さずに言いますが、私の就職活動は周りと比べても、かなりいい加減だったと思います(笑)。ダーツバーでアルバイトを始めてからというもの、学業よりもダーツが中心の学生生活を送っていて、一時はこの業界で働くことこそ天職だ!とも思っていましたね(笑)。
しかし、友人の就活の様子や将来の生活を想像したときに不安もあり、とりあえず就職活動を始めてはみたという感じです。しかし「やりたいこと」がなかなか見つからず、そんなとき、自分が所属していたダーツチームのホームページを制作したことを思い出し、ITやシステム開発の仕事に少しずつ関心を持つようになりました。当時、経済学部出身で開発がしたいなんて、かなりめずらしかったと思います。たしかテクマトリックスの面接では、金融システムの開発がしたいという話をした記憶がありますね。

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自社開発製品の営業職として
まずは売る製品の仕組みを知りたい。

テクマトリックスの選考を通じる中で、面接官等の薦めもあり、最終的には営業職として採用されました。しかし研修期間中の昼食会で上司と雑談する機会があり、純粋にシステムを“作る側”のことも知りたいという話をしたところ、その希望を叶えていただき1年間は技術職として、製品開発の仕事をさせてもらえることになりました。入ったばかりの新人の意見にも真摯に向き合ってくれたことにはとても感謝していますし、期待にしっかりと応えなければという責任感も芽生えました。
入社2年目には、正式に営業に配属され、その後は都内に限らず石川、富山、島根、福岡、広島など、さまざまなエリアを担当しました。少数精鋭の部署だったため、とにかく自分で考え、自分で動くことが基本となり、販売戦略も提案書も、自分なりに突き詰める習慣が身についたのはこの頃だったような気がします。一時期は2ヶ所に住まいがあるような、大忙しの時期もありましたが、そのおかげで若いうちに営業としてのノウハウが鍛えられたことは良かったですね。

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国内マーケット・シェア70%を誇る、
医療機関向けの画像管理システム。

当社ではレントゲン、CTやMRI、超音波、内視鏡など医用画像と呼ばれる検査の画像データをはじめとした大容量の医療情報を安全に保管できるシステムを提供しています。医用画像の国内クラウド市場では70%以上のシェアを誇るまでになり、クラウドという新しい技術のマーケットを牽引していると自負しています。
医療業界はややIT化が遅れ気味な業界でもありましたが、ここ数年はクラウド化や地域連携などIT化が推進される業界に徐々に変貌してきています。そんな中で、ITのプロフェッショナルとして、医療現場の効率化にチャレンジすることへの面白味はありますね。病院の中のサーバーに医用画像のデータを保管し、専用のブラウザ画面で、いつでも検査画像のデータを参照できる「PACS※」という仕組みをつくり、たくさんの病院に導入してきました。昨今では人手不足、医療事故などもニュースでよく耳にしますが、ヒューマンエラーの防止、省人化・省スペース化、ネットワークを活用した遠隔地での情報共有、災害等によってフィルムが消失してしまう事に対するリスク低減は継続してテーマになっています。新規事業としてはやはり流行のAIやデータの二次利用などでしょう。新しいことに率先して取り組む社風が当社の強みと言えます。

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デジタルな商材でも、
人的ネットワークが営業の武器になる。

高額なシステムゆえ、導入に向けては何度もお客様(=医療機関)に足を運ぶことになります。商談で難しい点は医療機関によってキーパーソンが異なるということ。最終的に導入の可否を決めるのが事務担当者の場合もあれば、放射線科医師の場合や院長の場合もあります。システムの特性をアピールするだけでなく、システムの導入に向けて誰が鍵となるのか、素早く判断しなければなりません。
また、技術的な知識も必要となります。実際にシステムを導入するのはエンジニアの役割なのですが、それまでの商談をまとめるのは営業の仕事。お客様にわかりやすくシステム導入のメリットやシステムの特長を説明したり、お客様が使っている既存のシステムと連携させるために導入環境を把握するなど、技術的な知識も求められる場面がたくさんあります。
医療の世界は学会などを通じて「人と人」の繋がりも重視されています。私たちが扱っているのはデジタルの商材ですが、実は人と人との信頼や関係が思わぬビジネスに繋がったりすることが多いのも、特徴かもしれませんね。

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新規市場の開拓、新事業の開発。
ミッションも大きなものに。

入社して10年。いつの間にか後輩の育成も考える立場になったため、これまで担当してきたお客様や案件を徐々に若手に任せ、いま、私自身は新たなマーケットの開拓や新しい顧客獲得に向けた動きにシフトしています。新たなマーケットで言うと、たとえば動物病院がそのうちのひとつですね。これまで、人間に対する医療機関を中心に活動してきましたが、医療を必要としているのはなにもヒトに限った話ではない。動物の命を救う現場に広げていくことも私たちの大切なミッションだと思っています。
もうひとつ大きなミッションになっているのが、新事業の開発です。私たちが培ってきた技術は、医療機関で働く人たちだけでなく、“一般の生活者にも展開可能なのではないか”ということで、現在新たなプロジェクトを進めています。具現化するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、たとえば、これまで病院に保管されていた自分の医療情報を、自分で保有し、自由にアクセスできるようになったとします。旅先で急に体調不良になった際や、かかりつけと異なる医師にセカンドオピニオンを求める際に、それらを渡すだけで、病歴や治療経過などを効率よく共有できるわけですからとても便利ですよね。これに限らず、私たちが担うべきミッションはまだまだたくさんあるでしょう。

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仕事の疲れを癒すのは、
家族で過ごすテニスコートのひと時。

プライベートでは妻の影響を受けて2年ほど前からテニスを始めました。それからは妻の両親を含め、家族ぐるみでテニスをする機会が増えましたね。時々大会にも出場していて、少しずつ勝てるようになってきました。
先輩後輩含めた社員同士の交流も多く、同僚と家族ぐるみで旅行に行くこともあります。そのおかげで仕事中も変に気張らず毎日他愛無い話をしながら楽しくやらせてもらっています。

※注釈

PACS (Picture Archiving and Communication Systems)

医療用画像管理システムのこと。CR、CT、MRIといった画像撮影装置で撮影した画像データを受信し、保管・管理・配信できる。

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